令和3年度小児在宅支援者研修会

2022年2月27日

令和4年2月27日(日)、令和3年度小児在宅支援者研修会を「障がいのある子どもと家族の世界を広げるために私たちができることⅣ」をキーワードとし、多職種を対象に開催しました。今年度、当初はハイブリッド方式での開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、やむを得ずZoomのみでの研修となりました。受講された方の協力もあり、スムーズに研修会を実施することができ、公開講座には79名、事例検討には25名の参加がありました。
今回は、午前中前半に「医療的ケア児及び家族に対する支援に関する法律」における岐阜県としての動きと題して岐阜県から講義をいただき、後半は、シティータワー診療所院長の島﨑亮司先生に座長をお願いし、北九州市立総合療育センター西部分所所長の奈須康子先生に意思決定を支えるためチームアプローチを主に講演をいただきました。事例をとおしての先生の語らいは毎年感動させられ、私たちは子どもや家族から大きな力をもらい、学ばせていただいていることを痛感しました。午後からは、5~6人の多職種でグループに分かれ、実際の事例を用いて「価値観コミュニケーション」「チームづくりの体験」というテーマで検討しました。どのグループも熱のこもった話し合いがされて、小児在宅に携わる仲間たちの思いに今年も感動しました。とても良い研修会となりました。参加いただいた皆様に感謝いたします。