令和6年度 小児在宅支援者研修会

2025年3月3日

令和7年3月2日、小児在宅支援者研修会をハイブリッド形式で開催いたしました。 テーマは「障がいをもつ子どもと家族の世界を広げるためにできること」。医療法人かがやき・医療型短期入所 かがやきキャンプ施設長であり、理学療法士の薮本保先生にご講義いただきました。

小児在宅支援に関わる医療、福祉、行政、教育など多職種の方々が参加し、集合研修に25名、Zoom配信に36名、総勢61名がご参会いただきました。ありがとうございました。

研修を通じて、施設の理念や子どもへの関わり方、子どもの成長・発達への取り組みなどについて学ぶことができました。また、施設内での多職種連携についても参考にしたいと思いましたし、これからの課題についても、当法人でも課題として考えていることでしたので、今後どのような解決方法をもって対応するのか興味を惹かれました。

さらに、下側肺障害について、誰でもできる体位ドレナージ、効果的な体位ドレナージの要件、呼吸介助の支援はすぐに実施してみたいと思う内容でした。重症児の骨折については日々の援助や介助の中で起きるものであり、良い注意喚起になったのではないかと思います。

今回のご講義で他職種や他施設での取り組みに興味を持ったり、取り組みへのヒントを掴んだ方がいらっしゃるとしたら、その中で新たな動きが生まれることを期待しております。